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クローズアップ宅配(Vol.108)

川崎市上下水道局の応急給水訓練に参加しました!

 令和6年12月11日~12日に川崎市上下水道局による応急給水訓練が行われ、当社からは合計15名の所員が参加させていただきました。

 応急給水とは、地震等の災害で断水が起きた場合に市民の皆様に飲料水を提供することです。今回の訓練では応急給水拠点の一つである貯水槽の見学、給水作業の体験など、災害時の要員としての動き方や心構えを考える上で、とても貴重な経験となりました。
 災害対策用貯水槽とは、普段は水道管路の一部として水が流れている地下式の貯水槽で、 災害時に緊急遮断弁が作動することで貯水槽の中に貯まった水を確保する設備をいいます。川崎市では一部の公園や市立小中学校等の地下に埋設されており、災害時には組立式の応急給水栓や手動ポンプ等の給水器具を取り付けて拠点を開設するそうです。
 私たちは貯水槽に取り付けられた手動ポンプを使った給水体験、10リットルの給水バッグ(3リットル×3日分+α)の運搬などを体験しました。10キロの給水バッグは高齢者や子供には重いため背負えるタイプが導入されていること、災害現場では国内各地の給水バッグが集まっているが瞬く間に無くなっていくなど、貴重なお話も伺えました。
 川崎市上下水道局では、災害時の応急給水拠点を139箇所整備しており、市民の方々が住まいから約750メートル以内で応急給水が受けられるようになっているそうです。現在は、これに加えて、職員による開設が不要な応急給水拠点の整備を進めておられるとのことです。
 市民の皆様の安全安心を支える水道事業に携わる一員として、当社も引き続き気を引き締めて業務に従事してまいります。
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